褒章

ESLのMrs.Morは、
今日もお休みだった

数学は、昨日、出された課題の地球の
周囲を算出する問題と取り組んだ。

が、今日
は、急な集会が開かれて、
授業
時間は、長くはなかった。

何故、突然、校長の話を
聞かなくてはいけないのかと、
思いながら、体育館
へ行くと、
普段は、両サイドの壁から
階段椅子が出されているが、
今日は、片側の椅子だけ
出されて、生徒達は、
詰めて座っていた


中央には、バトミントンの
ネットが張ったままだった。

私は、椅子の空きが無く、
床に座って先生の話を聞いた。

校長が話している言葉には、
早くて聞き取れなかったり、
意味を知らない単語が多くて、
理解出来なかった。

初めのうちは、これは、何か
説教でもしているの
かと
思って聞き耳を立てていたけど、
友達のKelに話の内容を
嚙み砕いて教えて貰ったら、
全く違う内容だった。

体育館に入る時に
指導員のKat
から貰った用紙を
見ると、ゴールドカード
とか、
ブルーカードとか、
映画代無料など書かれて
いた。

今、二回目の四半期に入って、
1月
の終わり頃にまた成績表を
受け取る時、その
成績が上がり、
出席率も100%だと、
ゴールド
カードが貰えて
特典があると言う説明だった。
A transcript

驚い
た!
学校が、物で、生徒を釣って、
勉強させる
なんて。。。。。。

聞く所によると、この様な褒章制度
は今回が初めてとらしい。

・・・・・・・・・・・・
香水


今日は、ホストマザーの
Katの誕生日。

子供達は、テ
ーブルをセットして、
飾り付けをし、
夕食に
は、ステーキを焼いていた。

私は、何処か、このお祝いが、
上手く行く気が
しなかった。

誕生日と言ってもいつもの様に、
また、子供達を怒鳴るのでは
ないか、
と思ったからだった。

彼女は、いつも5:00p.m.で
終わる仕事だったが、事務所に
留まり、誕生日祝いの準備を
している二階には、
上がらずに待っていた。

夕食は、順調にスタート出来て、
みんなが食べ
終わり、
長男のJasやホストシスターのNeeや
末っ子のAsh
が、リビングで、
各々、寛いでいたが、他の人達は、
テーブルで、まだ、
話をしていた。

Katは、今日、ばったり
Zacに会ったと
いう話だし、
ホストシスターのKimの話を
しだした。

Kimの母親の話やKim
の話。
聞いた話の印象では、
Katは、Kimのボーイフレンドの
Zac
を良く思っていない事が
分かった。

Kimが、家出から帰って来て良いのに
彼女自身が、望んで帰って来ない事や
友達のMarの家から、今は、
Zac
の家へ移り住んでいるという事など
Katは、知っていると話した。

また、ホストシスターのNeeが、
Kimに対してよく思っていない
部分
ある事。

Kimが、ホームカミングパレードの
山車作りの時、集まった人達を
放置したまま、Zacと3
時間ほど
喋っていたりして、学年委
員長として
無責任だという事。

Kimが出て行くキッカケとなった
ホストファザーのBilが「出てけ!」
と、言ったことや、
Kimを責めたことに対して、
Kat
は、止めようと試みたのに
出来なか
った事。

そして、今でもその事を、
良しとしていない事
など話して分かった。

ソファに移って、
アイスクリームケーキの
ローソクを火を灯した時、
Jasが、何かやったらし
く、
Bilがすごく怒って、
一階に連れていき、
怒鳴
り声が響き、
一気に誕生日の雰囲気が
崩れ去った。

沈黙の中、みんなが、
アイスクリームをつついた。

Linが、場を明るくしようと、
試みていた姿が、
とても
可愛そうに思えた。

場の空気を和ます
のに、
次女のLinや長女のMelや私は、
誕生日プレゼ
ントを贈る
時間にする事にした。

Katは、香水が好きなので、
Melがジ
ャスミンの香りの香水や、
Bilがシャネルの5番を
レゼントした。

私は、前に買っておいた
たハンカチを贈った。
Birthday present

一応、リビングに笑いが
戻ったが、
どこか白けていた。

夜、BilとKatは、喧嘩をしていた。


そう言えば、今日、Kat
と話して、分かった事に、
家のルーツとなるお城が、
スコットランドにあるらしい。


17歳のときに知りたかった受験のこと、人生のこと。
高田 ふーみん
ダイヤモンド社
2025-03-05