行書

数学の授業時間に、MrsCoxに
トントンと後
から肩を叩かれた。

「?」と振り返ると、Mrs.Cox

手に何か持っている。

掛け軸だ!と一
目で分かって、
次に彼女が、何を言ってくるか
想像がつい
た。

「ずっと前から持っていて、
いつ手に入れたの
か私も夫も
知らないのだけど⋯、何んて
書いてある
か分かるかしら?」と
言いながらそれを広げた。

行書で書かれた中国の製掛け軸だった。
hanging scroll

旧漢字で、難しい字がいっぱい。。。。

「2、3
日くらい時間を貰えたら
訳すことが出来る」と答
えた。

Jiaにでも頼めば大丈夫だろうと思った。

「それじゃ、これを持っていく?」と
Mrs.Cox
は、掛け軸を差し出した。

「もう控えました
から⋯⋯」と
答えると、彼女は信じられなかった
らしく、
その写し取った物を見せてくれと言い、
それを見せ
ると
「私達がこれをコピーするなら
2、3年かかる
わ⋯⋯」と驚いていた。

ランチタイムにJiaに頼み、訳して
貰ったけど、詩だったらしく、
ちょっと翻訳し難かったようだ。

でも
何とか英語版にしてもらった。

・・・・・・・・・・・・
教頭

米歴史の授業が始まった時に、
オフィスで
働いている生徒
(この時は、
当番だったDen)が
私の所へ来て、
オレンジ色の紙を渡して来た。

えっ?オフィス
から何故、
呼び出されたのだろう? と
思いながらその
紙を見ると、
Mr.Lukという人から呼ばれて
いる
様になっている。

「Mr.Lukって誰?」と聞くと、
「教頭だよ。
何か悪い事でもしたの?」
と前の席の子が返事をし
た。

う〜ん、身に覚えはないなぁ。
detention

Mr.Halに「今、呼ばれているから
授業を抜けて良いか
」と聞くと、
「悪いことをしたんだろう。
Mr.Lukは、君の頬をきっと殴るんだ」
と冗談を
とばす。

他の生徒は、「ディテンションだ!」
って言っていた。
(detentionは、生徒が規則違反などをした
場合に放課後などに居残りを命じられる事)

とにかくオフィスに行ってみた。

そこには、留学コーディネーターの
Mr.Cohが来ていた。

それ
で、Mr.Lukの名で、
呼ばれた訳だ。

Mr.Cohが来たわけは、もちろん
I-20についだった


「ページ3を持っているか?」と
質問されて、
待った覚えもないし、
失くした訳でもないし「?」

と言う事で、日本の実家に電話した。